2010-06-30

Chichén Itzá y Uxmal チチェン・イツァとウシュマル

メキシコの遺跡といったら、ティオティワカンとチチェン・イツァだよね!


チチェン・イツァとウシュマルはどちらもマヤ文明の遺跡で、メリダから1,2時間の場所にあってバスターミナルから沢山遺跡行きのバスが出てるよ。

ウシュマルは、最初は存在自体も気にかけてなくて行く予定もなかったのだけど、マヤ遺跡の中でも結構重要だといわれ、しかも魔法使いのピラミッドなんて名前のピラミッドがあるって聞いてなんて可愛い名前なんだ、とほっこり思ったのと、せっかくここまで来てるんだし行っておくか!という思いから。
ちょっと遅い時間に行ったのもあるのか、観光客は少なめ。でもゆっくり見れてそれはそれで良し!お金払ったらこんなの付けてもらって入場。
入って早速魔法使いのピラミッド。
ちょっと丸みのあるデザインで可愛い~!小人が1日で作り上げたって伝説が残ってるらしいよ。だからこういう名前になったとか。これかなり気に入った!!他にはない丸みが大好きだ。
隣りにある尼僧院は、中庭の広~い建物。これ、もっとちゃんと残ってたら綺麗だっただろーなー(この状態でもかなり良好な残り方らしいけど)。
凄く綺麗な建物だったんだろうと想像できる!
総督の館と呼ばれる場所。結構デザインが好きだった。神殿のピラミッドには登れるよ。生憎曇りがちな感じだったけど、それでも上からの景色はなかなかのもの!
ウシュマルはついで的な感じで行ったけどなかなかおもしろうございました。デザイン的に好きなものが多かったなぁ。

チチェン・イツァー。
荷物預かり所があるからメリダからトゥルム(もしくはカンクン)へ移動する途中に立ち寄れるの。ありがたい。
入場料払って中入って歩いていくと最初に見えるのがあのククルカン(ケツァールコアトル)のピラミッド。カスティーヨ(城塞の意)とも呼ばれてるらしい。ククルカンってのは、羽毛のある蛇の姿をした神のこと。この、ククルカン、羽がないんだけどね、春分・秋分の日の日没時に影が出来て羽があるように見えるんだってさー。それを計算して造られたピラミッドなんだよ。凄い。凄いとしか言い様がなく。4面全部と最上部分の段を全部足すと365段で、階層は18段になってるらしくこれはマヤの暦を正確に表してるんだって。はるか昔の人々の天文学の知識がはんぱないことにロマンを感じる!どきどきする。

チャック・モール。死んだ戦士を模ったものらしい。野ざらしだったからそんな重要なのじゃないと思うけど…(レプリカなのかも?)昔はこの上に生け贄なんかの心臓を置いて神へ捧げたりしてたらしい。怖いー。
球戯場は、見た目地味だけど隠された凄い仕掛けが多くて面白かった。フランス人グループに付いてたフランス語ガイドさんの身振り手振りで全部わかったんだけどねw助かりました。壁についてる円形のゴールに足と腕を使って球を入れるんだって。かなり難しそう。勝者のチームのキャプテンが生贄にされるんだって。やっぱり価値が高いからなのかね。。。これちょっと壁の上部が内向きになってるのがわかるかなー?音がよく響くようにわざとこうやって造ったんだって。手を叩くと響くのよ。昔の人の知恵にはほんと頭が下がるわ~。
他にも端っこにある小さい穴に向かって喋るとどこからともなく声が聞こえるの。前述のガイドさんがやってて知ったの。十年前の歩き方に載ってないんだもーん。そんな古いの持ち歩いてる自分が悪いんだけどw
セノーテはちょっと離れたとこにあって、その間の道にはお土産屋さんがいっぱい!早い時間に到着してたからまだまだ準備中だったけど。
チチェン・イツァのセノーテは噂通り汚い。もう一回言います。き た な い!ま、昔は綺麗だったんだろうな。ここで人身御供が行われていたのです。
戦士の間や千柱の間と呼ばれるところ。これでもか!ってぐらい柱が立ってる。ちょっと歩いていくと旧・チチェンイツァーと呼ばれる場所に辿り着く。
天文台だったらしいカラコルと呼ばれるかたつむり型の建物が。ここの窓もちゃんと暦に即した方向に作ってあって彼らの知識力の高さを窺い知れるの。
尼僧院あたりの建物の彫刻が可愛い。

天気はちょっと曇りがちだったけど、逆にそんなに暑くなくてよかったかも。
お昼過ぎにはいーーーーっぱい観光客が入ってきてたので、ゆっくり見るなら早朝がいいのかも。

No comments:

Post a Comment